用語 | 意味 |
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アウト | 打者や走者がそのプレーを継続する権利を失うこと。審判員の宣告による。 |
アウトコース | 打者に遠い方のボールの通り道。 |
アウトサイド | 外角(球)。 |
アウトロー | 外角低めのコース。 |
アピールプレー | 審判員が、監督、コーチ、またはプレーヤーに要求されるまで判定を下すことができないプレー。 |
アベックホームラン | 1チームの特定の打者2人が、1試合にそろってホームランを打つこと。2者連続でなくてもよい。 |
アベレージヒッター | ヒットを放つのがうまく高打率を残すことができる選手。 |
アルプススタンド | 甲子園球場の内野席と外野席の間にある大観覧席。高校野球の全国大会で出場校の応援団が陣取る場所。 |
安打 | 打者が打って塁にでること。ただし、相手チームのエラーによって出塁した場合は安打にはならない。 |
アンダースロー | 下手投げの投手。 |
イースタンリーグ | 東日本側に球団がある7球団で行う2軍戦のリーグ。巨人、西武、DeNA、ヤクルト、日本ハム、ロッテ、楽天が所属している。 |
一塁手 | ファーストベース付近を守る野手。 |
一本足打法 | バックスイングのとき一本足で体を支え、打つ時に一気に前足に体重を移動して打つ打法。王選手が使用した打法。 |
イニング | 回数。両チームが攻撃と守備を一度づつ行うと1イニングとなる。 |
イレギュラー | 打球がグラウンドの状態により不規則に進路がかわること。 |
インコース | 打者に近い方のボールの通り道。 |
インサイド | 内角(球)。 |
インサイドワーク | 頭脳プレーのこと。特に捕手の頭脳的な配球術をいう。 |
インターバル | 投手の投球間隔。 |
インハイ | 内角高めのコース。 |
インフィールドフライ | 次の条件を満たす時、審判が申告した時点で打者がアウトになるフライ。 この申告により、野手が故意に打球を落とし併殺にすることを防いでいる。 【条件】 @野手が取れるフライであること。(但しバントは除く) Aアウト数は、無死または一死であること。 Bランナーは、一ニ塁または満塁であること。 |
インプレー | 競技が進行している状態。 |
インロー | 内角低めのコース。 |
ウイニングショット | 投手が打者をアウトにする際の得意の投球。 |
ウイニングボール | 勝利チームが投じた最後の球。 |
ウェーバー | ドラフト会議で、ペナントレースの順位の下位球団から指名優先権が与えられること。 |
ウエスタンリーグ | 西日本側に球団がある5球団で行う2軍戦のリーグ。ソフトバンク、広島、阪神、オリックス、中日が所属している。 |
右翼手 | 外野の中で主に1塁後方を守る野手。ライト、ライトフィールダともいう。 |
永久欠番 | 選手が付けていた背番号を、選手が引退後、永久に他の選手につけず欠番にしておくこと。 |
エース | チームの柱となる投手。 |
エンタイトルツーベース | 打った打球がワンバウンド以上して外野席に入ること。打者はツーベースとなる。 |
オーバースロー | 上手投げ。 |
オーバーラン | ランナーがベース上に止まらずに行きすぎること。 |
オープンスタンス | 打者が投手方向に近い足を後ろに引いた構え。 |
オープン戦 | 2月〜3月にかけて行う他球団との練習試合。 |
オールスターゲーム | 毎年7月に行われるセ・パリーグの代表選手による試合。 代表選手は、ファン投票及び監督推薦により選ばれる。監督は前年のリーグ優勝監督が行う。 |
オールラウンドプレーヤー | どんなポジションでもこなせる選手。 |
カーブ | 球種のひとつ。右投手は左へ、左投手は右へ曲がる投球。 |
隠し球 | 走者に気づかれないようにグラブの中にボールを隠し、走者が塁を離れたときにタッチし、アウトにすること。 |
カバー | 味方選手の守備を援助すること。 |
完全試合 | 試合終了まで相手チームに安打、四球、エラーなど一人のランナーも許さず、得点も与えないこと。 |
完投 | 先発した投手が試合終了まで投げぬくこと。 |
完封 | 試合開始から終了まで相手チームを0点に抑えること。複数の投手により完封することを完封リレーと呼ぶ。 |
完了 | 途中出場した投手が、最後まで投げること。 |
危険球 | 打者の頭部に向けて故意的に投げた球。 |
犠牲バント | 犠打を参照。 |
犠牲フライ | 犠飛を参照。 |
犠打 | バントをしてランナーをすすめること。犠打をした打者の記録は0打数0安打1犠打となる。 |
犠飛 | 打者がフライでアウトになったあと、ランナーが次の塁に進むこと。 |
逆指名 | ドラフト会議を前に、アマチュア選手側から希望球団を指名すること。 |
キャッチボール | 2人1組で行う投球練習。 |
キャッチャー | 捕手を参照。 |
キャンプ | 特定の場所に一定期間宿泊して練習を行うこと。 若手中心の秋季キャンプ、シーズン前に全員で行う春季キャンプなどがある。 |
救援投手 | 先発投手の後を受けて投げる投手。 |
クイックモーション | 投手がランナーの盗塁を防いだり、打者のタイミングを外したりするために素早く投球動作を行うこと。 |
クッションボール | 外野のフェンスに当たって跳ね返ってくるボールのこと。 |
グラウンドキーパ | 球場の整備員のこと。 |
グランドスラム | 満塁ホームランのこと。 |
クリーンアップ | 打順の3,4及び5番打者をまとめた呼び名。 |
クリーンヒット | 守備の間をきれいに抜けた安打のこと。 |
グリップ | バットの握り部分のこと。 |
グリップエンド | バットの握り部分の1番下を示す。 |
黒い霧事件 | 西鉄ライオンズの主力選手が野球賭博にかかわった疑惑により永久追放された事件。 |
クロスゲーム | 接戦となった試合のこと。 |
クロスプレー | 審判が判定しにくい微妙なプレーのこと。 |
敬遠 | 投手があきらかにボールだとわかる球を投げ打者に四球と与えること。 主に強打者との勝負を避けるためか、空いている塁を埋めるために用いる。 |
ゲーム差 | 他チームとの差を見る目安となるもの。勝数差と負数差を足して2で割った値。 あるチームにゲーム差1つけられている場合、相手チームが負け、自チームが勝つと0になる。 |
ゲッツー | 併殺を参照。ゲット・ツー・アウトの略。 |
牽制球 | 投手がランナーが盗塁することを警戒し、牽制の球を投げること。 |
コーチャーズボックス | 試合中、コーチが立つ場所。1・3塁ベース付近のファールゾーンに位置している。 |
コーナーワーク | 投手が高低、内外角にボールを散らす投球術のこと。 |
ゴールデングラブ賞 | 各ポジションごとに最も守備が優れている選手に対して贈られる賞。 記者の投票により決定。発足時はダイアモンドグラブ賞と呼ばれ、1986年より現行の名称に改名。 |
コールドゲーム | 大雨、台風、日没等により試合続行が困難だと判断した場合、判断した時点で勝ち越しているチームを勝利とし試合を終了すること。ただし、5回まで終わっていない場合は、無効試合となる。 |
コンバート | 選手が主とする守備位置を変更すること。 |
サード | 三塁手を参照。 |
サイクルヒット | 1試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打すべて打つこと。 |
サイドスロー | 横手投げのこと。 |
最多安打 | シーズンにおいて、最も安打を放った選手に与えられる賞。(1995年から表彰)。 |
最多奪三振 | シーズンにおいて、最も三振を奪った投手に与えられる賞。(セリーグは1991年,パリーグは1989年から表彰)。 |
最多ホールド | シーズンにおいて、最も優秀と判断された中継ぎ投手に与えられる賞。(パリーグのみで1996年から表彰)。 |
最優秀中継ぎ | シーズンにおいて、最も優秀と判断された中継ぎ投手に与えられる賞。(セリーグのみで1996年から表彰)。 |
最優秀防御率 | シーズンにおいて、最も防御率が良かった投手に与えられる賞。 |
サウスポー | 左投げの投手のこと。 |
サスペンデッドゲーム | 後日、その続きを行うことにして、一時停止された試合のこと。 |
サブマリン | 下手投げ投手のこと。 |
左翼手 | 外野の中で主に3塁後方を守る野手。レフト、レフトフィールダともいう。 |
沢村賞 | 故・沢村栄治投手の活躍に栄誉をたたえ作られた賞。 1年間の勝利数、防御率、奪三振等の項目より最も優れていると判断された投手に贈られる。 (1988年まではセリーグの選手のみ対象)。 |
三冠王 | 一人の選手が同じ年で首位打者、最多打点、最多本塁打を獲得すること。 |
三振 | 空振り、または見逃しで3つ目のストライクを宣言され、アウトになること。 |
残塁 | 攻撃終了時に塁上に残っている選手。 |
三塁手 | サードベース付近を守る野手。 |
シーズンオフ | 日本シリーズ終了後〜春季キャンプ前までの期間のこと。12〜1月はユニホーム着用での練習も禁止されている。 |
シーソーゲーム | あいつぐ逆転があり接戦したゲーム展開になること。 |
シートノック | グラウンド上で、守備位置についている選手へノックすること。 |
四球 | ボールが4つになると四球となる。四球になると打者は1塁に進むことができる。ファーボールともいう。 |
死球 | 打者にボールがあたると死球となる。ただし、打者が故意にあたった場合は死球にはならない。 死球になると打者は1塁に進むことができる。デッドボールともいう。 |
四死球 | 四球と死球の合計数。 |
自責点 | 投手の責任により取られた失点。エラー等による失点は自責点にはならない。 また、エラーがなければ3アウトとなった場合、それ以後の失点はすべて自責点とならない。 |
失点 | 相手チームに取られた点すべて。 |
シフト | 打者が良く飛ばす方向、距離に合わせて、守備位置をあらかじめ移動しておくこと。 |
指名打者 | 通称DH。投手に代わり打席に入る選手のこと。 |
ジャストミート | ボールの芯を正確に打つこと。 |
シャットアウト | 完封を参照。 |
首位打者 | 定められた規定打席に到達した打者で最も打率の高い選手のこと。 |
自由契約 | 球団が選手の意志に関わらず契約を解除すること。 自由契約の場合、他球団に所属するとき退団した球団の了解が必要ない。 |
シュート | 球種のひとつ。右投手は右へ、左投手は左へ曲がる投球。 |
正力松太郎賞 | シーズン中、プロ野球界に最も貢献した監督、コーチ、選手又は審判に贈られる賞。正力松太郎とは、昭和9年に日本初のプロ野球球団『大日本東京野球倶楽部(現東京読売巨人軍)』を創設した人物。昭和52年制定。 |
勝利打点 | 1試合において、最後にリードした打点をあげた選手に与えられる。 |
勝率 | 勝利した割合。勝利数を勝利数と敗北数を足した値で割ることにより求まる。計算式はこちらで。 |
ショート | 遊撃手を参照。ショートストップともいう。 |
ショートバウンド | 野手の手前でバウンドするボールのこと。またそのボールが弾み始めたところを捕球すること。 |
ショートリリーフ | 短いイニング抑えるを任された救援投手のこと。 |
自力優勝 | 残り試合を全勝した場合、他球団の勝敗にかかわらず優勝できる状態。 |
シンカー | 球種のひとつ。打者の近くで沈む投球。ボールが回転しながら落ちる。 |
シングルヒット | 単打を参照。 |
新人 | 入団1年目の選手。ただし、新人王は1年目には限らない。 |
新人王 | 前年まで一軍で、打者は60打席、投手は30イニング以下の選手の中で最も活躍した選手に贈られる賞。 ただし、賞の対象になるのは、入団5年以内。該当者がいない場合は、該当者なしになる場合もあり。 |
スイッチヒッター | 左右どちらでも打てる選手。 |
スイングアウト | 空振りによる三振のこと。 |
スクイズ | ランナーが3塁にいるときに、打者がバントをし3塁ランナーがホームインすること。スクイズをした打者の記録は0打数0安打1犠打1打点となる。 |
スクリューボール | 球種のひとつ。カーブと逆回転に落ちるボール。シュートのこと。 |
スコアリングポジション | 2塁または3塁にランナーがいることを指す。 |
スターティングメンバー | 通称スタメン。試合開始時に出場した選手。 |
スタンス | プレーする時の足の位置や間隔、構えのこと。 |
スチール | 盗塁を参照。 |
ストーブリーグ | シーズンオフ中に行われるトレード等による選手獲得争い。ストーブを囲んでファンが噂話をすることから、こう呼ばれる。 |
ストッパー | ゲーム終盤に登場し、ピンチを食い止める救援投手。 |
ストライク | 打者が空振りするか、ストライクゾーンを通過して、バウンドせずに捕手のミットにおさまること。 |
ストライクアウト | 三振を参照。 |
ストライクゾーン | 打者がボールを見逃したときストライクとなるエリア。打者の脇下からひざ頭までの高さで、ホームベースの上方空間を指す。 |
ストレート | 球種のひとつ。変化せずにまっすぐにのびる投球。 |
スナップ | 手首を使うこと。 |
スプリットフィンガード・ファーストボール | 球種のひとつ。人差し指と中指の間をやや広げて投げる投球。球速が落ちないまま打者近くで沈む。 |
スライダー | 球種のひとつ。打者の近くにおいて、高さは変えず、外角に水平に曲げる投球。 |
スライディング | 塁に対して滑り込むこと。 |
スラッガー | 長打力のある強打者のこと。 |
スリークォーター | 投手の斜め上からの投法。 |
スリーバント | ツーストライクからバントをすること。バントした球がファールグラウンドに飛んだ場合は三振となる。 |
スリーラン | スリーランホームランの略。ランナーが二人いるときにホームランを打つこと。 |
セーフ | 走者に対し得ようとしていた塁を占有する権利を与えること。審判員の宣告による。 |
セーブ | 勝利試合を最後に締めくくった人につくもの。 セーブがつく条件は、最後に投げた投手で次のいづれかの条件を一つ以上満たすこと。(ただし勝利投手以外) @3点以内のリードで登板し、1イニング以上投球した場合。 A2者連続ホームランを打たれると、同点または逆転される場面で登板し抑えた場合。 B3イニング以上投球した場合。 |
セーフティバント | バントをした選手がアウトにならず、出塁すること。出塁できるようにバントする行為。 |
セーブポイント | セーブ数と救援勝利数の合計を指す。 |
セカンド | 二塁手を参照。 |
セットポジション | 振りかぶらずに投げる投法。通常ランナーが出たときに行う。 |
ゼネラルマネージャ | 総監督、総支配人のこと。チームの強化計画、選手管理などを行う。通称GMと呼ぶ。 |
セ・リーグ | セントラルリーグの略称。 |
前進守備 | 野手が通常の守備位置よりも前で守ること。ランナーがホームインするのを防ぐため、バックホームをすばやくするために行う。 |
セントラルリーグ | 通称セリーグ。巨人、阪神、中日、ヤクルト、DeNA、広島が所属するリーグ。 |
走塁妨害 | 野手が走者の走塁を妨害すること。 |
ソロ | ソロホームランの略。ランナーなしのときにホームランを打つこと。 |
タイ記録 | 過去の記録に並ぶこと。 |
タイゲーム | 5回以上までゲームが進み試合が成立した状態で、降雨などにより試合終了となったとき、同点であるゲーム。 |
タイスコア | 試合中、同点の状態であること。 |
代走 | 走者を変更すること。 |
代打 | 打者を変更すること。 |
タイトルフォルダ | 首位打者、最優秀防御率などのタイトル受賞者。 |
タイムリーエラー | 相手の得点につながる失策。 |
タイムリーヒット | 走者が塁にいるときに、安打を放ち、チームが得点を得ること。 |
代理人交渉 | 契約を更改する時に、弁護士などの代理人をたてて球団側と交渉すること。 |
ダイレクトキャッチ | 打球や送球がバウンドしない状態で捕球すること。 |
ダウンスイング | バットをすくい上げずに、水平にたたきつけるように打つ打法のこと。 |
打順 | 試合において1〜9番までの打者の打つ順番。 |
打席数 | 打数に四死球、および犠打を加えたものを指す。 |
打者 | 投手の投げた球を打者席から打つ人のこと。 |
タッチアウト | 守備側の選手が、走者に対しボール(または、ボールを保持したグラブ)をつけてアウトにすること。 |
打点 | 打撃を行った際に、チームが得点をあげたとき、打者につくポイント数を指す。 |
ダブルスコア | 一方のチームが、相手チームより得点が2倍になること。 |
ダブルスチール | 2人のランナーが同時に盗塁すること。 |
ダブルプレー | 併殺を参照。 |
ダブルヘッダー | 1日に2試合行うこと。 |
打率 | 安打した割合。安打数を打数で割ることにより求まる。計算式はこちらで。 |
単打 | 打ったバッターが一塁まで進んだヒットのこと。 |
チェンジアップ | 球種のひとつ。投手が投球フォームを変えずに、球速を変化させて打者のタイミングを外す投球。 |
長打 | 二塁打、三塁打、または本塁打を放つこと。 |
直球 | 球種のひとつ。変化せずにまっすぐにのびる投球。ストレートとも呼ぶ。 |
ツーラン | ツーランホームランの略。ランナーが一人いるときにホームランを打つこと。 |
ティーバッティング | 球台の上にボールをのせて行う打撃練習のこと。 |
提訴試合 | 審判員の裁定が野球規則違反であるとして、監督がリーグに対し審議を請求した試合のこと。プロテスティングゲーム。 |
デッドボール | 死球のこと。打者にボールがあたると死球となる。ただし、打者が故意にあたった場合は死球にはならない。 デッドボールになると打者は1塁に進むことができる。 |
当初 | 先発し、途中交代した投手。 |
盗塁 | 打者が打たないにもかかわらず、ランナーが次の塁に進むこと。 |
ドクターK | 三振を多く取ることのできる投手のこと。Kはスコアブックに記録する三振を表す記号を指す。 |
トスバッティング | 軽く投球させて行うミート中心の打撃練習のこと。 |
トップバッター | 各イニングの先頭打者のこと。 |
ドラフト | 各球団が新人選手を取るために定められた制度。これまで何度も改定されており、現在は自由獲得枠が設けられています。 |
トリプルスリー | 打者が同一シーズンに打率3割、本塁打30本、盗塁30個以上を全て記録すること。 |
トレード | 球団間にて選手の交換、移籍を行うこと。 |
ドロー | 引き分けのこと。 |
ナイター | 夜、照明の下で行われる試合のこと。 |
内野安打 | 内野手が処理すべき範囲に飛んだ打球で、野手が失策等しなくともアウトにできない安打のこと。 |
ナックルボール | 球種のひとつ。ボールに回転をかけない投球。 親指と小指の間にボールを挟み、他の3本の指先をボールの表面に立てて投げる。 |
日本シリーズ | セパ両リーグの優勝チームが日本一をかけて行う試合。先に4勝したほうが日本一となる。 |
二塁手 | 一、ニ塁間の後方を守る野手。 |
任意引退 | 選手の意志により引退をすること。任意引退の場合、他球団に所属するためには引退した球団の了解が必要となる。 |
ノーゲーム | 無効試合を参照。 |
ノーヒットノーラン | 投手が相手チームを無安打無得点に抑えた試合のこと。 |
ノックアウト | 相手投手を打ち込んで交代させること。 |
パーフェクトゲーム | 完全試合を参照。 |
ハーフスイング | 打者がバットを途中でとめること。審判が振ったと判断すればストライクが申告される。 逆に振ってないと判断すればボールとなる。 |
パームボール | 球種のひとつ。打者の近くで不規則に変化させる投球。 手のひらにボールを置き、親指と小指だけで支えて押し出すように投げる。 |
ハーラーダービー | 投手の勝ち星争いのこと。最多勝利投手をハーラーダービートップ(複数人いる場合はタイがつく)と呼ぶ。 |
パシフィックリーグ | 通称パリーグ。西武、オリックス、ソフトバンク、日本ハム、ロッテ、楽天の6球団によるリーグ。 |
バスター | 打者が始めバントの構えをした後、ヒッティングに切り替えて打つこと。 |
パスボール | 捕手が投手の投げた球を捕れないこと。 |
バックスクリーン | センター後方にある長方形の大きな塀。かつてバース、掛布、岡田が3連続で打ち込んだのが有名。 |
バックスピン | 打球に逆回転を与えること。 |
バックネット | 捕手の後方に張ってある金網のこと。 |
バッター | 打者を参照。 |
バッテリー | 投手と捕手のコンビのこと。 |
パ・リーグ | パシフィックリーグの略称。 |
バント | バットを振らずボールを合わせ、軽く当てて転がすこと。 |
バントエンドラン | ランナーと打者の間でランナーを進塁させるために行うサインプレーのひとつ。 走者は投球と同時にスタートし、打者はバントして走者の進塁を助ける。 |
飛球 | 打者が打った球が放物線を描き、高く上がった打球のこと。バウンドする前に野手が捕球すればアウトになる。 |
ビジター | 相手の本拠地で試合をするチームを指す。 |
ヒット | 安打を参照。 |
ヒットエンドラン | ランナーと打者の間でランナーを進塁させるために行うサインプレーのひとつ。 無死または1死でランナーが1塁、または1、2塁のときに用いる。 通常1,2塁となるところを、ヒットエンドランにより1,3塁にすることができるが、フライやライナーになると併殺になりやすい。 |
ファースト | 一塁手を参照。 |
ファーム | 2軍を指す。 |
ファウル | 打球がファウルラインの外に出ること。 |
ファウルチップ | バットにかすった打球が、打者の頭よりも高くなく捕手のミットに触れて、地面につく前に捕手により正しく捕球されること。 |
ファウルライン | 本塁と1塁、および3塁と結び、それぞれを外野まで延長させた線のこと。 |
フィルダースチョイス | ボールを捕った野手が、フォースアウトとなる塁にボールを投げた時、そのランナーがセーフになること。 (例えばランナー1塁のとき、内野ゴロを野手が2塁に投げるが、セーフとなり1,2塁となった場合)。 もしくは、タッチプレーをしたがセーフとなり、アウトがとれないこと。 |
ファーボール | 四球を参照。 |
封殺 | 打者が打った時、ボールを持った野手がランナーの進塁先のベースを踏んでアウトにすること。 または、ベースを踏んでいる野手に送球しアウトにすること。なお、ベースを踏んでアウトになるのは、塁が詰まっている場合。 フォースアウト、ホースアウトともいう。 |
フェア | 打球がファウルラインの内側に飛ぶこと。 |
フォークボール | 球種のひとつ。少ない回転で打者の手元で落とす投球。広げた人さし指と中指の間にボールを挟んで投げる。 指の形がフォークに似ていることから、こう呼ばれる。 |
フォースアウト | 封殺を参照。 |
フライ | 飛球を参照。 |
フランチャイズ | 本拠地のこと。 |
フリーエージェント | 通称FA。選手が自分の好きな球団に移籍ができる権利。ただし、FAの資格を持った選手に限る。 現在の資格取得条件は、出場選手登録日数が9シーズン(ドラフト会議で逆指名して入団した選手は10シーズン)に達すること。 なお、1シーズンの考え方は次の通り。 ・年間出場選手登録が150日以上の時 その年を1シーズンとする。 (150日超過分は切捨て) ・年間出場選手登録が150日未満の時 150日未満の年の日数を合計し、150日ごとに1シーズンとする。 |
振り逃げ | 空振り三振をしたとき、捕手がボールを後ろに逸らした場合、打者は1塁に走ることができること。 捕手が1塁に投げる(または打者にタッチする)前に打者が1塁に到達した場合は、セーフとなる。 |
フルカウント | 2ストライク3ボールのこと。 |
フルベース | 満塁のこと。ランナーが1,2,3塁すべてにいる。 |
プレーボール | 試合開始のコールのこと。 |
ブロックサイン | 複数の動作を組み合わせて送る合図のこと。 |
併殺 | 1度に二つアウトになること。ダブルプレー、ゲッツーとも呼ぶ。 |
ベストナイン | 各ポジションごとに最も優秀な成績をおさめた人に贈られる賞。 |
ヘッドコーチ | コーチズボックス内から、自チームの打者および走者に対して指示する人。 |
ヘッドスライディング | 両腕を伸ばし、頭からベースに向かって滑り込むこと。 |
ペナントレース | 総あたり戦でリーグ優勝を目指し争うこと。 |
ベンチウォーマ | 補欠選手のこと。 |
暴投 | 捕手が捕球できないほど外れた投球のこと。 |
防御率 | 投手が9イニングあたり何点取られたかを示す値。値は投球回数と自責点から求まる。 なお、防御率計算に用いる投球回数は、端数(1/3or2/3)もそのまま用いる。 (1937〜1963;端数切り上げ,1964〜1982;端数切り捨て[ただし投球回数1未満の場合はそのまま])。 |
ホーム | 各チームの本拠地。 |
ホームゲーム | 自分の本拠地にて行う試合のこと。 |
ホームスチール | 3塁走者が、本塁へ盗塁すること。投手の投球時、もしくは捕手が投手に返球する時などを利用して行う。 |
ホームラン | 本塁打を参照。 |
ボール | ストライクゾーンを通過しなかった投球。または、バウンドし打者が打たなかった投球。 |
ホールド | 試合において、下記の条件をすべて満たした中継ぎ投手に与えられる。 ただし、勝利投手、敗戦投手になった投手には与えられない。 ・リードしている場面で登板すること。 ・降板するまで同点に追いつかれないこと。 ・セーブがつく条件を満たしていること。 ・最低1アウトとること。 ・降板時に残した走者により、同点に追いつかれないこと。 |
ボーク | 投手が投球モーションに入ってから、捕手に投げる行為以外を行うこと。 審判がボークを申告する。ボークとなった場合、ランナーはひとつ進塁となる。 |
補殺 | 守備において、他のプレーヤーが刺殺をするのに補助的な役割をしたプレーヤーに与える記録のこと。 |
星 | 勝敗のこと。勝った場合は白星、負けた場合は黒星という。 |
ポジション | グラウンド上の選手の守備位置。 |
捕手 | 投手の投げたボールを受けたり、本塁を守るなどの役割を果たす選手。 |
ポストシーズン | シーズンの終了後のこと。 |
ポスティングシステム | 入札制度。選手の所属球団が大リーグを対象とし入札にかけるシステム。 FA権を持たない選手が大リーグに移籍する手段として用いている。選手を放出する球団は、移籍先の大リーグ球団から移籍金を得ることができる。 |
没収試合 | 一方のチームが試合放棄した場合、または試合中に不正行為などがあった場合、主審が宣告するとスコアに関係なく勝敗が決まること。 たとえば故意に試合を遅延させるなど。この場合、違反していないチームが9対0で勝利となる。 |
本塁打 | 外野のフェンスを超える打球を放つこと。または打者が野手の失策などなく、一度にホームまで戻った安打のこと。 |
マウンド | 投手が投球する場所。 |
マジックナンバー | 自力優勝するために必要な勝ち数を示す数値。自力優勝できるチームが1チームになったとき、マジックが点灯する。 |
無効試合 | 試合が成立する5回までに、降雨などで試合が中止となった試合のこと。 |
名球会 | 日米で通算2000安打以上の野手と、通算200勝以上または通算250セーブ以上の投手を会員とした組織。資格を持っていても辞退することもできる。 |
野球殿堂入り | 野球の発展に特に貢献した選手や指導者、関係者に与えられる。 |
遊撃手 | 二塁手と三塁手の間を守る野手。打球が左側に飛ぶことが多いことから配置された。 |
ライト | 右翼手を参照。 |
ライトフィールダ | 右翼手を参照。 |
ライトフィールド | 右翼のこと。外野において、1塁側後方。 |
ライナー | 打球がバウンドせずに鋭く直線状に飛ぶこと。 |
ラッキーゾーン | 本塁打が出やすくなるように、外野の両翼前に設けた柵で囲った場所。 |
ランナー | 塁に出た走者。 |
ランニングホームラン | 打者が打ったあと、ホームラン以外でホームまで戻ってくること。 ただし、相手のエラーがあった場合はランニングホームランとはならない。 |
リーディングヒッター | 首位打者を参照。 |
リリーフピッチャー | 救援投手を参照。 |
リリーフポイント | セリーグにおいて、中継ぎ投手に与えられるポイント。ただし、勝利、敗戦、セーブ投手には与えられない。 ポイントは下記の条件を満たした時に、計算結果の10分の1が加減される。 @アウトを奪った場合 ・チームが勝利:+アウト数×1.5 ・チームが敗戦:+アウト数×0.5 ・チームが引分:+アウト数×1.0 A登板した回に得点を許さなかった場合 ・セーブがつく状況に登板:+3.0 ・同点時に登板:+2.0 ・1点負けている時に登板:+1.0 B登板時に既に走者がいる場合 ・自責点の対象になる走者:+走者数×1.0 ・上記走者に得点を許した場合:−得点させた走者数×3.0 ・自責点の対象にならない走者:+走者数×0.5 ・上記走者に得点を許した場合:−得点させた走者数×1.5 C失点を許した場合 ・自責点になる場合:−失点×4.0 ・自責点にならない場合:−失点×2.0 D降板時に走者を残した場合 ・自責点の対象になる走者:−走者数×2.0 ・自責点の対象にならない走者:−走者数×1.0 |
ルーキー | 新人を参照。 |
レフト | 左翼手を参照。 |
レフトフィールダ | 左翼手を参照。 |
レフトフィールド | 左翼のこと。外野において、3塁側後方。 |
ロージンバック | 滑り止めに用いる松やにの入った小さな袋のこと。 |
ローテーション | 投手の登板間隔のこと。7日ぶりに投げることを中6日と言う。 |
ロードゲーム | チームが本拠地以外の球場で行う試合。 |
ロングヒット | 長打を参照。 |
ワイルドピッチ | 暴投のこと。捕手が取れないところにボールを投げること。 |
ワンポイントリリーフ | ある一人を抑えるために登板すること。例えば左の強打者を抑えるために登板する左キラーなど。 |