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「NOVA」10巻 タイトル一覧
このリストは、7月27日開催の「大森望☆てんこ盛り! 」で紹介する『NOVA』10巻に収録されている作品の一覧です。
■『NOVA1』[2009.12.08]
●北野勇作「社員たち」
得意先から帰ってきたら、会社が地中深くに沈んでいた
●小林泰三「忘却の侵略」
「冷静に観察すればわかることだ。姿なき侵略者の攻撃は始まっている」
●藤田雅矢「エンゼルフレンチ」
ひとり深宇宙に旅立ったあなたと、もっとミスドでおしゃべりしてたくて
●山本弘「七歩跳んだ男」
その男は死んでいた。初の月面殺人事件か? 本格SF的と学会的本格ミステリ開幕
●田中啓文「ガラスの地球を救え!」
……なにもかも、みな懐かしい……SFを愛する者たちすべての魂に捧ぐ
●田中哲弥「隣人」
家庭を襲い胃を満たし脳に染み入るこの臭い……恐ろしい非常識が越してきた
●斉藤直子「ゴルコンダ」
先輩の奥さん、めちゃめちゃ美人さんだし、こんな状況なら憧れの花びら大回転ですよ
●牧野修「黎明コンビニ血祭り実話SP」
戦え! 対既知外生命体殲滅部隊ジューシーフルーツ!!
●円城塔「Beaver Weaver」
海狸(ビーバー)の紡ぎ出す無限の宇宙のあの過去と、いつかまた必ず出会う
●飛浩隆「自生の夢」
七十三人を死に追いやった稀代の殺人者が、かの怪物を滅ぼすために、いま、召還される。
●伊藤計劃「屍者の帝国」
わたしの名はジョン・H・ワトソン。軍医兼フランケンシュタイン技術者の卵だ。——圧巻の絶筆、特別収録
■『NOVA 2』[2010.07.06]
●神林長平「かくも無数の悲鳴」
場末の星の酒場にて、人類の希望はおれに託された。日本SF界の巨匠が世界の扉を開く
●小路幸也「レンズマンの子供」
信じられないよ。目が覚めたら、世界は一変してたんだ
●法月綸太郎「バベルの牢獄」
甘いバニラの匂いは、紙の本の記憶。前代未聞の脱獄小説、誕生
●倉田タカシ「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」
世界と地図と連続と不連続と僕。できるだけゆっくりお読み下さい
●恩田陸「東京の日記」
都電。キャタピラー。伝書鳩の群れ。桜。とりどりの和菓子。私の見た東京
●田辺青蛙「てのひら宇宙譚」
間借りに来た宇宙人、人面瘡のお見合い……奇妙奇天烈!超短編劇場
●曽根圭介「衝突」
国際移民プロジェクトは各地で進行中だが、貧乏くじを引くのはいつも私だ
●東浩紀「クリュセの魚」
火星のあの夏、十一歳のぼくは、十六歳の麻理沙に恋をした
——三島由紀夫賞受賞第一作
●新城カズマ「マトリカレント」
いずれ貴女もまた耳にするはず、深海の響きを。るぶぶぶぶるうううううんんん
●津原泰水「五色の舟」
一夜の幻を売る異形の家族に、怪物“くだん”が見せた未来
●宮部みゆき「聖痕」
「少年Aは人間を超えた存在になる」そう信じる人々がいた。怒濤の展開、驚愕の問題作
●西崎憲「行列(プロセッション)」
そして絢爛なるものたちが空を渉り、すべては静かに終わる
■『NOVA3』[2010.12.07]
●とり・みき『SF大将 特別編 万物理論[完全版]』
すべてのSFを説明できる究極の定義、 “SF万物理論”がついに完成する
●小川一水『ろーどそうるず』
「バイクの寿命はもって十五年だ。おれはミュージーアムに入りたいなあ」
●森岡浩之『想い出の家』
現実を拡張する——進化したメガネのもつ、重要な機能だ
●長谷敏司『東山屋敷の人々』
五十を過ぎて老化をやめた“彼”は、跡継ぎにぼくを指名した
●円城塔『犀が通る』
珈琲と苺トーストと鷲尾(害はないけど変な人)と英二くんと中道さんと星図と犀と
——野間文芸新人賞受賞第1作
●浅暮三文『ギリシア小文字の誕生』
民たちよ、見よ。そして書き記せ。これがお前たちの求めた文字である
●東浩紀『火星のプリンセス』
火星には酒が必要だ。人類を酩酊させる者——きみと麻理沙の娘が
●谷甲州『メデューサ複合体(コンプレツクス)』
木星の大気中に浮かぶ巨大構造物は、何かがおかしい……宇宙土木SF、復活
●瀬名秀明『希望』
父は悪魔に身を重ね、科学の力で世界を変えた——希望を継ぐ者はどこへ?
■『NOVA4』[2011.05.10]
●京極夏彦「最后の祖父」
当たり前の世界が終わる——京極夏彦、幻のデビュー作
●北野勇作「社員食堂の恐怖」
こんなのざるうどんじゃなあああい! 生か死か!?超空腹の大決闘!!
●斉藤直子「ドリフター」
極楽浄土の道すがらご恩返しに寄りました。どうぞあたしのひとあじ違う極楽を
●森田季節「赤い森」
得体の知れない洞窟の調査中、崖っぷち院生は見た! 脱力系考古学SF
●森深紅「マッドサイエンティストへの手紙」
大企業の敷地内で忽然と社員が消えた……ドクター最初の事件(助手はウサギです)
●林譲治「警視庁吸血犯罪捜査班」
新たな脅威に対処すべく、警視庁は第二種移民係を創設。通称、吸血犯罪捜査班の誕生である
●竹本健治「瑠璃と紅玉の女王」
私と結婚なさりたい方は「浴槽いっぱいの宝石」をお贈りくださいませ
●最果タヒ「宇宙以前」
兄は宇宙の秘密を知り、城を去りました。十三年後、光る花を受け取ったそうです
●山田正紀「バットランド」
蒸発の危機に瀕したブラックホール。命運はコウモリたちと認知症の老人詐欺師に託された
■『NOVA5』[2011.08.08]
●上田早夕里『ナイト・ブルーの記録』
海洋無人探査機の元オペレータは死を目前にして、ある体験を語り伝えようとした
●図子慧『愛は、こぼれるqの音色』
かすかに歌声が流れる闇のなか、半裸の男女が舞い、溶けゆく
●須賀しのぶ『凍て蝶』
時を超えて立ち現れた北壁。それは探し求めた禁断の門
●石持浅海『三階に止まる』
単なる機械の故障という以上の何かが、あのエレベーターには、ある
●友成純一『アサムラール バリに死す』
ヘンタイ作家・友成純一は、異国の地に果てた。一編の草稿を遺して……
●宮内悠介『スペース金融道』
惑星"二番街"の新星金融支社を震撼させた、アンドロイドの怪事件
●東浩紀『火星のプリンセス 続』
あなたワ、娘と火星、どちらかを選ばなくてワいけない
●伊坂幸太郎『密使』
颯爽としたヒーローはどこにもいない。哀しい現実だ……超絶技巧の時間SF、誕生
■『NOVA6』[2011.11.08]
●斉藤直子「白い恋人たち」
一部が見えない女体は、完全体よりエロティックなのである
●七佳弁京「十五年の孤独」
人類史上初!軌道エレベーター人力登攀
●蘇部健一「硝子の向こうの恋人」
三年前に死んだ“運命の人”を救うのは、ぼくだ。——王道タイムトラベル・ロマンス
●松崎有理「超現実な彼女 代書屋ミクラの初仕事」
♪すべてが なぞ で いみふめい——超純情な青年の唄
●高山羽根子「母のいる島」
十六人の子宝に恵まれた母の意志を、娘たちは受け継いだ
●船戸一人「リビング・オブ・ザ・デッド」
高校演劇部をめぐる三人の女。うち二人は死んだ。これは殺人の告白だ
●樺山三英「庭、庭師、徒弟」
地下、密林、川、山、廃墟……無限に続く世界を知るには、歩くしかない
●北野勇作「とんがりとその周辺」
あのとんがりは、人を乗せて月まで行ったという
●牧野修「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」
二年にわたりおいらの家は燃えている
●宮部みゆき「保安官の明日」
人口八二三人の町に起きた、女子大生の拉致監禁事件。カードがまた揃ったか……
■『NOVA7』[2012.03.06]
●宮内悠介『スペース地獄篇』
高利貸しや神を蔑ろにする者は地獄に封じられる--ダンテ『神曲』地獄篇
●小川一水『コズミックロマンスカルテット with E』
「結婚してぇん……」全裸女が宇宙船に現れた
●谷甲州『灼熱のヴィーナス』
金星上空で大事故が発生した。だが、本部から現場への指示は奇妙だった……
●増田俊也『土星人襲来』
「シャワーや一般的なサービスは必要ありません。僕は土星人なんです」
●北野勇作『社内肝試し大会に関するメモ』
会社の地下で事故が起こったんだ。で、死んだよ、研究員が
●藤田雅矢『植物標本集(ハーバリウム)』
昭和初期に建てられた温室の地下から発見された、伝説のトビスミレ
●西崎憲『開閉式』
母の手の甲には、緑色の扉があった
●壁井ユカコ『ヒツギとイオリ』
ママが手配した今度の“友だち”は、最強だった
●扇智史『リンナチューン』
鈴名鈴名鈴名。ぼくは鈴名を離しはしない
● 片瀬二郎『サムライ・ポテト』
駅構内のファーストフード店に立つコンパニオン・ロボットが目覚めたとき
■『NOVA8』[2012.07.06]
●北野勇作『大卒ポンプ』
あっぱれあっぱれ、大卒ポンプ!……あり得べき近未来社会を描いた巻頭作
●飛浩隆『#銀の匙』
情報環境へのアクセスが保障された時代にて——天才詩人アリス・ウォン、誕生
●松尾由美『落としもの』
紫の海の砂浜で拾った人間の眼鏡は、どこから落ちてきたの?
●粕谷知世『人の身として思いつく限り、最高にどでかい望み』
弟が連れてきたのは、望みを何でもかなえてくれる神だったんだ
●青山智樹『激辛戦国時代』
日本人の味覚に激辛が訪れたとき、歴史は動いた
●友成純一『噛み付き女』
一月三日夕刻、福岡県春日市に恐怖の噛み付き女、現る!
●片瀬二郎『00:00:00.01pm』
時間の静止した世界に閉じこめられた男が狂気とめぐりあう
●山田正紀『雲のなかの悪魔』
クールでシャープな生まれついての革命少女、難攻不落の流刑星より大脱走
●飛浩隆『曠野にて』
朝日が差し初め、盤面を奪い合うゲームが始まった——天才詩人アリス・ウォン、五歳
●東浩紀『オールトの天使』
娘ときみを救うため、ぼくは時空を超えた——ひとつの火星の物語が終わる
■『NOVA9』[2013.01.09]
●眉村卓「ペケ投げ」
近頃、不思議なことが、ときどき起こっているようである
●浅暮三文「晩夏」
ぱぴぷぺぽ一族の熱い時代
●斉藤直子「禅ヒッキー」
お客さまサポートセンターの島袋さん、解脱す
●田中啓文「本能寺の大変」
巨体がうなるぞ! 信長勝つか?明智勝つか?世紀の大決斗
●森深紅「ラムネ氏ノコト」
詰まらぬ物事に命を賭した男が遺したものが、今や駄菓子屋で売られているのだよ
●小林泰三「サロゲート・マザー」
わたしは遺伝的に繋がりのないこの子たちを産む決心をした
●片瀬二郎「検索ワード:異次元」「深夜会議」
そのとき密室でなにが起きたのか? 都会の恐怖譚、二本立て
●宮内悠介「スペース蜃気楼」
アンドロイドの紳士の社交場、空飛ぶラスベガスでの大勝負
●木本雅彦「メロンを掘る熊は宇宙で生きろ」
不当な拘束、不当な労働、不当な搾取が、鉱山惑星では行われている!
●谷甲州「ダマスカス第三工区」
不可解な事故だった。この星の氷には、意思があるのか?
●扇智史「アトラクタの奏でる音楽」
あなたの曲、すごく気に入っちゃって……だから、実験に使わせてほしいんです
■『NOVA10』[2013.07.08]
●菅浩江「妄想少女」
心の中の少女がみずみずしくある限り、私はまだまだ頑張れる
●柴崎友香「メルボルンの想い出」
街のクローズが終わるまでは、インターネットも電話も使えません
●北野勇作「味噌樽の中のカブト虫」
私の頭の中にはカブト虫がいる
●片瀬二郎「ライフ・オブザリビングデッド」
ゾンビの浜田はきょうも出社する
●山野浩一「地獄八景」
ただいまから地獄にご案内いたします……山野浩一、三十三年ぶりの新作
●山本弘「大正航時機綺譚」
「ええ金儲けのネタを思いついたんや」「金儲けって、また詐欺かいな」
●伴名練「かみ☆ふぁみ!〜彼女の家族が「お前なんぞにうちの子はやらん」と頑なな件〜」
お父さんがね、あなたは「生涯童貞のまま惨たらしく死ぬ」だって
●森奈津子「百合君と百合ちゃん」
満二十八歳までに結婚することが国民の義務となりました
●倉田タカシ「トーキョーを食べて育った」
灰色の空の下、殻をまとってぼくらは駆ける。死せる魂を求めて
●木本雅彦「ぼくとわらう」
この自伝はダウン症児の物語ではない。僕個人の物語だ
●円城塔「(Atlas)^3」
地図作成局現場担当者(=僕)連続殺人事件
●瀬名秀明「ミシェル」
天才ミシェル・ジェランは、立ったまま死んでいるのが発見された……
小松左京『虚無回廊』から生まれた新たなる物語
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