沖縄・八重山Tour Again その6
イリオモテヤマネコに出会う
4/27/1998 イリオモテヤマネコに出会う
[4/27 ・・・ コザ→ 那覇新港 (雨のち曇) → 【船中泊】]
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# 2-35
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さすがに4日も続けで飲み歩いてばかりいたので,ちょっと疲れめの沖縄5日目(4/27)です。
朝(というか,10時頃だったかな?)起きると小雨が降っているということもあって,
宿でじっとしていてもつまらないし・・・ と,考えた結果,イリオモテヤマネコに会いに「沖縄こどもの国」に
行こう!と相成りました(^_^;)
これは,前日にコザの書店で見つけた地元出版の書籍で知ったのですが,
「沖縄こどもの国」という動物園と遊園地をくっつけたような施設に,80年から92年までイリオモテヤマネコが
一般公開されていたそうで,今もそのヤマネコの剥製が飾られているということ。
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# 2-36
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沖縄出版の「まんが イリオモテヤマネコ ケイ太 飼育日記」(比嘉源和さん原案)というこの本は,とてもよく出来ていて,
荷物が増えること承知で買ってしまったのでした(^_^;)
沖縄の書店には必ず郷土書籍のコーナーがあって,郷土史を趣味とする私としてはこれが結構楽しく,
他にも数点本を買って,ゆうパックで送ることになったりしました。
この辺りの郷土に対するこだわりの強さは日本一ではないかと思えるところがあり,先の「いろんなものを
受け入れて,消化する」ことと,ふたつそろって沖縄らしいところだなと,自分流の解釈ができたのでした(^_^;)
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# 2-37
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「沖縄こどもの国」は,胡屋十字路から基地と反対方向に歩いて15分くらいのところにあります。
月曜日の上,小雨交じりの天気ということで,人影はほとんどなく,妙に優雅な気分です。
ケイ太くんの剥製は,郷土史館の建物の順路の最後にガラスの箱に入って飾られていました。
確か,西表島に行っても剥製などなかったなずなので,西表島の施設に譲るのも一案かなとも思うところ
ですが,こどもの国のスタッフのこだわりも十分に想像できるところですし・・・
ともあれ,伝説のイリオモテヤマネコに出会えたわけで,印象の深いひとときでした。
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# 2-38
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それにしても,ひとりで沖縄の動物園を散歩するというのは,旅人としてもかなり珍しい出来事でして,
とても自由な気分と,物寂しい気分が混ざり合います。まあ,冬の花のストレチアが綺麗に咲いていたり,
4月初旬が旬らしいデイゴの赤い花があったりで,雨の日の過ごしかたとしては悪くないなあと・・・
「こどもの国」には,昼の2時くらいまで居て,その後フィリピンの人がやっているレストランに入って,
夕方にはコザを出て,那覇には戻らず港に行って,石垣島行きの船に乗るという,
沖縄本島最後の日は,かなり風変わりに進行したのでした(^_^;)
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