ワインの夕べ
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1997年11月29日(土) ワインの夕べ@南浦和
〜ワイン達のご紹介
#1 『CHABLIS 94』
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※ 世界的に有名なフランス・ブルゴーニュ地方の辛口白ワイン。普段飲んでも固い味であまりおいしいとは思わないのですが,これは「シャルドネ種から造られ,気品の高い芳香と適度な 酸味の余韻が楽しめるワイン」という本の説明通り,香り豊かでとっても美味しいワインでした。
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#2 『DOMAINE BOYAR RESERVE CABERNET SAUVIGNON 94』
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※ ラベルより
「ブルガリア有数のカベルネの産地 ヤンボール地方の赤ワイン。熟成によって生まれる深みのある味わいとなめらかな舌触りが特徴です。ミディアムボディ」
※ ブルガリアのワインは国内消費よりも輸出量のほうがずっと多く,生産量の過半数を海外に輸出しており(世界第6位) ,外貨獲得の有力商品とのこと。日本でも2リットル以上の容器での輸入量としては第1位,2リットル以下の容器では第10位です。
※ DOMAINE(ドメーヌ)
フランス・ブルゴーニュ地方で「葡萄の栽培からワインの醸造まで行うもの」の意味。ボルドー地方の「シャトー」と同意。
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#3 『CHATEAU DUHART-MILON DOMAINES BARONS DE ROTHSCHILT (LAFITE)93 PAUILLAC GRAND CRU CLASSE』
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※ フランスボルドー地方,メドック地区PAULLAC(ポーイヤック)村産。初めてグラン・クリュのワインが飲めて感激!
※ GRAND CRU(グラン・クリュ)とは「特級の葡萄畑」の意味。「グランクリュ・クラッセ」とは,フランスボルドー地方のメドック地区では5段階に,サンテミリオン地区では2段階に格付けされています。ブルゴーニュ地方の場合,最高の特級畑のこと。
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#4『CHATEAU GRAND-PUY-LACOSTE PAUILLAC 93』
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※ 本を見たら,グランクリュ・クラッセ第5級と書いてありました。「玉喜」では第1級と書いてあったのですが… ともかくグラン・クリュではありますし,なめらかで雑味が全く感じられずおいしかったですね。
※ ボルドー地方の中でも有名な地区は「メドック」「グラーヴ」「ソーテルヌ」「サンテミリオン」「ポムロール」の5つ。メドック地方の中でも有名なのは「ポーイヤック村」と「マルゴー村」(失楽園で有名になったはこれでしたっけ?)です。
※ メドック地区の第1級格付けワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・マルゴー」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・ムートン・ロートシルト」とグラーヴ地区の「シャトー・オーブリオン」は世界で最高のワインと言われています。一度は名前を聞いたことがあるのでは?いずれも最低1万円はする代物。みんなでお金を出し合って飲んでみるなんて… やっぱりもったいないかな?
※ ワインといえばボルドー地方,ボルドーと言えばメドック地区,ここで使用されている葡萄はカベルネ・ソービニヨン種といって,熟成するほど味わいが出て,個性の強い高級赤ワインになります。同じボルドーでもサンテミリオン地区では,カベルネフラン種やメルロー種が主体になり,こちらは穏やかで柔らかい口当たりとなります。サントリーから"St. EMILION"というワインが¥1500くらいで出ていますので是非お試しください。
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#5 『ERNEST & JULIO GALLO 1996 ZINFANDEL CALIFORNIA』
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※ ラベルより
「ジンファンデルの葡萄を使ったワイン造りはカリフォルニアワインメーカーによって始められ,カベルネ・ソービニヨンより重い口当たりで,リッチなフレーバーが特徴です。高級ジンファンデルの典型といえる豊富なベリーとスパイシーなフレーバーをどうぞお楽しみください。」
※ アメリカのワインは90%がカリフォルニアで生産されています。その中でも,「ナパ・バレー地区」(主に赤)「ソノマ地区」(主に白)「モントレー地区」がよく知られています。特に,ナパ・バレーにはプレミアム・バラエタル・ワインと呼ばれる銘醸ワインを産する名ワイナリー(ブティックワイナリー)が集まっています。
※ ジンファンデル種のワインはシェラ・ネヴァダ山脈のシェラ・フットヒルズで造られ
ています。エル・ドラード,アマドール,カラヴェラスの3つの山岳地帯があり,それぞれ海抜3千メートル以上の高地の畑で葡萄が栽培されています。ジンファンデルはイタリアが原産ですが,高地の大平原の気象・風土に適応した独自の品種としてカリフォルニアに根をおろしました。今回飲んだ長期熟成タイプのこくのある物の他に,ブラッシュ・ワインという淡いロゼに近いワインや,種子やタンニン分を除いて仕込むライトタイプの赤ワインもあります。
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感 想
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私一人ではしゃいでいたような気がしてまして・・・すみません。
くつろいだ楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回のパーティーで,レストランで飲めば目の玉の飛び出るようなワインも,
ホームパーティー形式で飲めば,随分気軽に飲めるということが分かりました。
私個人としては,数か月に一度このような会が持てたら,
普段飲めないようなワインが楽しめてHAPPYなのではと思っています。
一人¥5000の予算があればかなり楽しめそうですし,
料理も一人一品持ち寄るようにするとバラエティーに富んで良いのではないかと思います。
浅原家の収容人数はMAXIMUMで総勢8人といったところでしょうか?
今回はお来し頂いてありがとうございました。次回を楽しみにしています。
(C) Kumiko Asahara 11/30/'97
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