ファン交 2012年：月例会のご案内
※当日受付、参加資格も特にない気楽な集まりです。
※ＳＦファン活動に興味のある方はお気軽にいらしてください。
☆１月例会
■日時：1月21日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：笹塚区民会館
（京王線（京王新線）「笹塚駅」徒歩８分）
●テーマ：2011年ＳＦ回顧（国内編）
●ゲスト：森下一仁さん（SF作家、SF評論家）、大森望さん（翻訳家、書評家）、日下三蔵さん（アンソロジスト）、小浜徹也さん(編集者)
●会費：500円
●内容：
世間もSF界も激動の一年だった2011年ですが、良い作品とは出会えたでしょうか？
ファン交1月例会では、森下一仁さん、大森望さん、日下三蔵さんを案内役にお招きして、2011年の日本SFを皆さんと振り返りたいと思います。あわせて、ついに刊行される『原色の想像力』第二弾についても、編集者の小浜徹也さんを交えてお話を伺います。
☆２月例会
■日時：2月18日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：笹塚区民会館
（京王線（京王新線）「笹塚駅」徒歩８分）
●テーマ：2011年SF回顧「海外」「コミック」「メディア」編
●ゲスト：
添野知生さん（ＳＦ映画評論家）、yama-gatさん（ＳＦ/マンガファン）、福井健太さん（書評系ライター）、牧眞司さん（SF研究家）ほか
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
大型新人の翻訳が出たり、ＳＦ大賞候補作にアニメが挙げられたりした2011年でしたが、みなさんはどんなＳＦと出会ったでしょうか？
ファン交2月例会では、1月に引き続き昨年に発表されたＳＦの翻訳作品や映像作品、コミックなどを振り返ります。皆さんのイチオシも教えてください。
☆３月例会
■日時：3月18日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：笹塚区民会館
（京王線「笹塚駅」徒歩8分）
●テーマ：一からわかるバンド・デシネ入門
●ゲスト：大森望さん（翻訳家）、澤田美里さん（小学館集英社プロダクション）、原正人さん（翻訳家・交渉中）、柳下毅一郎さん（特殊翻訳家）
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
独自の発展を遂げてきたフランス語圏の漫画、バンド・デシネ（ＢＤ）。中でも、メビウス『エデナの世界』、エンキ・ビラル『MONSTER』、スクイテン『闇の国々』など、ＳＦの代表作が最近たてつづけに邦訳され、注目を集めています。今回のＳＦファン交流会では、「日本のマンガやアメコミとはどこが違うの？」「どんな作品から読めばいいの？」など、ＢＤにまつわる疑問をまとめて解決します。
☆４月例会
■日時：4月17日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：千駄ヶ谷区民会館 （ＪＲ「 原宿駅」 徒歩10分）
●テーマ：都市とＳＦ
●ゲスト：牧眞司さん（ＳＦ研究家）、磯達雄さん（フリックスタジオ／桑沢デザイン研究所非常勤講師／武蔵野美術大学非常勤講師）
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
チャイナ・ミエヴィルの『都市と都市』で描かれた奇妙な二重都市はいかがでしたか？ 本作に限らず、「都市」を描いた傑作SFは昔から数多くあります。時代ごとに変わっていく現実の都市の姿にSFはどんな影響を受け、どんな都市を想像してきたんでしょうか。今回のファン交では、50年以上にわたるたるSFと都市の関係について考えてみます。
☆５月例会
■日時：5月4日（金・祝）
■時間：夜（SFセミナー合宿企画内）
■会場：鳳明館 森川別館
（東京メトロ：丸の内線・都営地下鉄：大江戸線「本郷３丁目駅」徒歩１２分）
●テーマ：「ブリオバトル・イン・鳳明館」
●ゲスト：
司会 岡部晋典さん（近大姫路大学講師・図書館情報学）
演者 u-kiさん、SFえんじさん、あらま草さん、伊東和彦さん、V林田さん
●内容：
次回は通常の例会をお休みさせていただき、五月四日〜五日開催のＳＦセミナー合宿にて出張版を催すこととなりました。
「ビブリオバトル」という書評会をご存じでしょうか？
数人の演者が5分間という限られた時間の中で持ち寄った本の魅力を紹介し、会場の投票で「一番読みたくなった本」を決める新しい競技です。今回の出張版では、「進化」をテーマに知的書評合戦を楽しみたいと思います。
※参加には、ＳＦセミナーへの参加申し込みが必要です（合宿のみの参加受付はありません）。
☆６月例会
■日時：6月30日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：氷川区民会館
（JR渋谷駅、恵比寿駅徒歩一〇分）
●テーマ：デ近代日本奇想小説史 スペシャル篇
●ゲスト：
横田順彌さん（作家）、北原尚彦さん（作家、古書収集家）、牧眞司さん（ＳＦ研究家）
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
最近のＳＦも楽しいですが、昔の小説にもＳＦ要素のたっぷり詰まった面白い作品が沢山あります。古典ＳＦ研究を続けられていた横田順彌さんが、『近代日本奇想小説史 明治篇』で第三十二回ＳＦ大賞特別賞を受賞されました。ファン交六月例会では横田さん、古書収集家の北原尚彦さんをお招きして、古典ＳＦの魅力についてお伺いします。
ファン交は当日受付、参加資格も特にない気楽な集まりです。ＳＦファン活動に興味のある方はお気軽にお越しください。
☆７月例会
■日時：7月28日（土）
■時間：午後2時〜18時
■会場：笹塚区民会館
（京王線・京王新線「笹塚駅」徒歩八分）
●テーマ：スチームパンクとネオ・スチームパンク
●ゲスト：中村融さん（翻訳家・アンソロジスト）、添野知生さん（ＳＦ映画評論家）、石亀航さん（編集者）
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
新ハヤカワ・ＳＦ・シリーズの『リヴァイアサン』に、『ボーンシェイカー』等々、ここのところネオ・スチームパンクが続けて翻訳されています。七月例会では、『ディファレンス・エンジン』など元祖スチームパンクの歴史を振り返ると共に、小説以外の動向も併せてネオ・スチームパンクの魅力にも迫りたいと思います。
ファン交は当日受付、参加資格も特にない気楽な集まりです。ＳＦファン活動に興味のある方はお気軽にお越しください。
☆８月例会
■日時：8月11日（土）
■時間：夜23時〜（コンパック企画内）
■会場：鳳明館 森川別館
（東京メトロ：丸の内線・都営地下鉄：大江戸線「本郷３丁目駅」徒歩１２分）
●テーマ：追悼 レイ・ブラッドベリ
●ゲスト：
中村融さん（翻訳家）、大森望さん（翻訳家）、牧眞司さん（ＳＦ研究家）
●内容：
八月は通常の例会をお休みさせていただき、八月十一日〜一二日開催の「コンパック2012」にて出張版をすこととなりました。
去る六月五日、『火星年代記』『華氏451度』『何かが道をやってくる』『ウは宇宙船のウ』『刺青の男』など数多くの名作を残し、レイ・ブラッドベリさんが亡くなられました。今回のファン交では翻訳家の中村融さん、大森望さん、ＳＦ研究家の牧眞司さんをお招きして故人を偲びます。
※参加には、「コンパック２０１２」への参加申し込みが必要です。
◆コンパックHP＝ http://www.conpack.info/
☆９月例会
■日程：9月15日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：氷川区民会館
（JR渋谷駅、恵比寿駅徒歩10分）
●テーマ：ＳＦ読書サロン 第一回［テーマ：「食」]
●案内 ＳＦファン交流会
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
まだまだ残暑が続きますが、すぐに秋がやってきます。秋といえば〈読書の秋〉に 〈食欲の秋〉。
過去現在未来に宇宙から海底地底、人間向けに宇宙人向け、ＳＦには古今東西様々な「食」が登場します。ファン交9月例会では、「食」をテーマに、面白いと思うＳＦ作品をみんなで紹介しあい、ベスト「食」ＳＦを決めたいと思います。
例会当日は、話題にしたい本を各自持参してくださいませ。
☆10月例会
■日程：10月06日（土）
■時間：夜（京都ＳＦフェスティバル合宿企画内）
■会場：：旅館「さわや」本店
●テーマ：アメコミ入門
●ゲスト：柳下毅一郎さん（特殊翻訳家）、縣丈弘さん（B級映画レビュアー」）
※参加には京都ＳＦフェスティバル合宿への参加申し込みが必要です。
●内容：
10月の例会は、通常の例会をお休みさせていただき、10月6〜7日開催の京都ＳＦフェスティバルの合宿企画に出張します。
〈ダークナイト〉三部作に、『アヴェンジャーズ』、今アメコミ作品の映像化が大盛況です。でも、入り乱れるヒーロー、ヒロインの背負う膨大な歴史を皆さんご存知ですか？ 今回のファン交出張版では、特殊翻訳家の柳下毅一郎さん、ＳＦマガジンＤＶＤ欄担当の縣丈弘さんをお招きして、アメコミ作品をもっと楽しむための基礎知識をお聞きします。
☆11月例会
■日時：11月10日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：笹塚区民会館 （京王線「笹塚駅」より徒歩8分）
●テーマ：「国書刊行会 四十周年を祝う！」
●ゲスト：大森望さん（翻訳家、書評家）、樽本周馬さん（国書刊行会）、藤原義也さん（藤原編集室）
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
〈未来の文学〉などでファン交でも再三登場してきた国書刊行会も、今年で四十周年を迎えました。
ファン交11月例会では、国書刊行会の四十年をSF中心に振り返りながら、これからも一層すばらしい作品を出し続けていただくことを願って、めでたい節目をお祝いしたいと思います。
☆12月例会
■日時：12月22日（土）
■時間：午後2時〜5時
■会場：笹塚区民会館
（京王線「笹塚駅」徒歩8分）
●テーマ：「新人SF作家に訊く」
●ゲスト： 小浜徹也さん（編集者、京大Sf研OB）、
鈴木力さん（元SFセミナー事務局長、東洋大ＳＦ研OB）
●会費：500円（お茶・お菓子代込み）
●内容：
今回でファン交もお陰様で第八十八回、人で言えば米寿を迎えます。ファン活動に触れたのはここからという参加者も大勢いらっしゃるかと思いますが、飛び交う昔話についていけないことも多いのではないでしょうか？
12月例会では、小浜徹也さん、鈴木力さんのお二人をお招きして、SFファンダムの歴史のごく一部をお聞きします。