<相手(?)について語ってみよう> ●セイネリアが語るシーグルについて● 「食えなくて体が細い事をコンプレックスにしている所為か、それで揶揄うと反応が面白くてな。外見だけは年齢以上に落ち着いて見えるクセに、中身は負けず嫌いで、意地っ張りで、呆れる程子供っぽい……まぁ、そこがあいつらしいんだが。 あぁただ、あの細い体は見る分にはいいんだが、実際抱く時は骨っぽくて抱き心地は世辞でも良いとは言えないな。ついてる肉も全部筋肉だからな、あいつ程柔らかさが全く無い抱き心地の奴は他にいないぞ」 シーグル「だったら俺を抱こうとなどするな、ヘンタイめ」 ●ウィアが語るフェゼントについて● 「フェズはなー、可愛いし、料理上手だし、優しいし、俺を愛してくれるし、もう俺の理想っっっだよな。俺はフェズと恋人になれて本っっっ当に幸せだと思う。出来れば俺からフェズを愛してあげたいけどさー、でも仕様がないよな、フェズの心の傷を俺が癒してあげればいいんだしっ。……あぁでも、ちょっと気になるのは、フェズってそこまで経験ない筈(?)なのにやけに口でのがその……うまい、気がする。なんだろ、実は前にも付き合ってた奴いるとかはないよな?! ……あ、いや、いいんだけどさ、別にフェズが前にどういうのと付き合ってたとしても今は俺とラブラブだしっっっ。うん、いいんだ、気になってないんかないっっ」 フェゼント「……いえその……その件はあまり……」 (顔を赤くしているものの落ち込んでいる) ●シーグルが語るセイネリアについて● 「あいつは……傲慢で、勝手で、いくらでも好きに女を抱けるくせに、男の俺を楽しそうに犯すヘンタイだ。……だが、あいつの強さは誰も否定しようがない。傲慢に振舞えるだけの実力をあいつが持っている事は確かだ。いくら敵を作っても問題にしないだけの強さがあいつにはある。頭もいい。一人の戦士としてではなく、人を率いる力も持っている。人間性は別として、凡そ戦う者としてはあれ以上望み得るものがない程あいつは全てを持っている。あいつの生き方は……俺と相容れる筈がない」 セイネリア「…………」 ●フェゼントが語るウィアについて● 「ウィアはすごい人です。明るくて、行動力があって、優しくて、私よりもずっとしっかりしていて。嫌な事や辛い事も悩んでるだけは何もならないと教えてくれました。私はウィアに救われました。彼と会えて本当に良かった。彼がいたから、私は逃げていた事に振り返る勇気が湧きました。私の……とても大切な人です。……え? あー難を言えば、人前でもその、過剰なスキンシップはちょっと、その、恥ずかしい、かな、とか。特にテレイズさんの前だと視線が……痛いというか怖いです」 ウィア「兄貴なんか気にする事ないってー、もーっといちゃいちゃしようぜーフェズー♪」 |