NY Tour'97 地番外
-
# 40 JFケネディー空港(J.F.Kennedy International Airport)
-
JFK空港は,マンハッタンから東側におよそ25km,ニューヨーク市内クイーンズ区内にあります。
クルマだと,マンハッタンの中心まで1時間弱で,やはり空港とはこの程度の場所にあってほしいなと思う
ところです(^_^;)
何かとてもだたっ広い空港でしたね。航空会社ことにクルマを付ける場所も違って。
しかし,ニューヨーク市内クイーンズあたりの風景を見ていると,アメリカの都市圏の規模の小ささを
感じるところです。それだけ国土が広いということの裏返しでしょうけど・・・(^_^;)
しかし,帰りの日の空港の待合室は9割堅日本人で,「ここは成田か?」とも思えるところでした(^_^;)
08/26,08/30/'97
-
# 41 地下鉄(Subway)
-
NYの地下鉄というと,何か危険なイメージがあって,案内の本でも「治安に問題がある」と書かれていること
が多い。とにかくあまり印象はよくないわけですね(^_^;)
そんなこともあって,「マンハッタン徒歩縦断」でも地下鉄はまったく使わず,3日目の朝に初めて乗ったのですが,
普通に使う分には特に問題はないのでした。
ただ,行き先がわからなくなるととても不安になるので,運行形態や路線図をよく把握しておくこととか,
まあその辺は,東京の地下鉄でも同じなのです(^_^;)
宿からは,1-9線の 79th St.駅,A-C,B-D線の 81th St.駅が近く,これを使うとタイムズスクエアあたりにも
10分くらいで行けるのでした(^_^;)
料金は$1.5均一で,トークンという専用のコインか,メトロカードを使うのですが,トークンって何か
とてもNYらしい感じがして,何か気に入ってしまいました(^_^;)
車両は椅子がプラスチック製で,東京の地下鉄よりはちょっと汚かったかな? でも,落書きがあるわけ
でもなく,おおむね快適でした(^_^;)
まあ,いろんな人種が入り交じって乗っていて,ハーレム行きで回りが黒人さんだらけになると,
どしても緊張感が生じるわけですが・・・(^_^;)
あとは,駅のホームに傾斜のあるところがあって,日本では何度までという決まりがあるのかな?
妙な感じがしましたね(^_^;)
ほとんどの路線が24時間運行というのもすごいのですが,「夜の地下鉄は危ない」というのは「Off Hour Waiting Area」
があることからも明らかなようで,午後7時を過ぎての地下鉄は,最後まで使わなかったのでした(^_^;)
08/27〜08/29/'97
-
# 42 バス(Bus)
-
交通手段として意外と便利なのがバスで,路線図の番号で出発地と目的地の場所をはっきり把握していれば
地下鉄と違い窓からの見晴らしもあるので,とても安心かつ便利なのです(^_^;)
2日目の「マンハッタン徒歩縦断」では,夕方のバッテリーパークからミッドタウンノース(6th Ave.)まで,
夜のタイムズスクエアから宿の近く(Amsterdam Ave.)までという具合に,バスを利用しました。
料金は$1.5均一で,トークンがあれば便利です。ハワイのバスは埃だらけでしたが,NYのバスはなかなか
綺麗なのでした(^_^;)
08/26〜08/28/'97
-
# 43 タクシー(Yellow Cab)
-
「イエローキャブ」と呼ばれるNYのタクシー。マンハッタンの中の車の3割くらいはイエローキャブでは
ないかと思うくらいの数です(^_^;)
「マンハッタン徒歩縦断」で,国連本部から公立図書館まで乗ったのを皮切りに,4日目,
エンパイアステートビルからグリニッジヴィレッジまでと,グリニッジヴィレッジから宿までの計3回
利用しました。
私たちが乗ったイエローキャブのドライバーはすべて黒人で,きつい仕事は黒人という構図があるのかもしれません。
しかし,運転手と乗客の席の間には敷居があって,いざこざが起きないような決まりごとはかなり綿密に
作られているらしいことが車内の掲示から伺えるのでした(^_^;)
料金は初乗りが$2で,チップの相場が10〜15%だそうです。
2度目の運転手さんは,「われこそニューヨーカー!」という雰囲気の元気な黒人で,
信号が青になると「Let's Go!」と急加速で飛ばすし,横の車がとろとろしてると「Hey You!」とがんがん
クラクションを鳴らすし,着いてチップを渡すと「Thank You!」とにっこりするしで,
ちょっとしたエンターテイメントです(^_^;)
3度目の運転手さんは,「Amsterdam Ave.」という宿の近くの通りの名前をどこかと勘違いしたらしく,
グリニッジヴィレッジからどうも東側に進んでいく様子。おかしいので確認すると,
「Oh Sorry!」と,間違えていることが判明したのでした(^_^;)
目的地に着いて料金にチップを入れて渡すと,何かとても恐縮していて,なるほど道を間違えたのに
サービスをいただく理由はないというわけらしい。
うーん,チップってサービスに対する報酬と思えば,わりと馴染みやすいものなのかもねと,少しニンマリ
する場面でした(^_^;)
08/26,08/28/'97
-
# 44 自由の女神(Statue of Liberty)
「自由の女神」という,超有名キャラクターは,ニューヨークはマンハッタンの南端のバッテリーパーク
からさらに南の海上の島にぽつりと立っています。
バッテリーパークから見える自由の女神は,この程度の大きさです。
しかし「マンハッタン徒歩縦断」の終りに自由の女神が見えたときは,なかなか嬉しかったです(^_^;)
その島(リバティー島)には,バッテリーパークから遊覧船が出ていて,これには3日目,ミュージカルを
見る前に足を運びました。
まあ,確かにニューヨーカーでリバティー島に行く人はあまりいないだろうけど,船は観光客がいっぱいで
それも日本人が5割近く占めていたかな? 「徒歩縦断」ではあまり日本人に会わなかったので,みんな
ナイアガラあたりまで行っているのかな?と思いきや,なるほどここにはワンサと居たのでした(^_^;)
島はとても小さく,自由の女神以外は何もないというところなのですが,とても天気はよく,下から見上げる
自由の女神もまたカッコよかったので,まあまあ満足できたのでした(^_^;)
何でも自由の女神を上って,見晴らすNY(特にワールドトレードセンターのあたり)は,絶景という話ですが,
相当な行列ができていたので,これはパスとなりました。
08/26,08/27,08/29/'97
-
# 45 ディナークルーズ(Dinner Cruise)
-
ディナークルーズとは,要するにマンハッタンが島状の地形ということを利用した遊覧船の上で夕食を
楽しむというツアーで,このツアーのみ日本で手配して,5日目の夜に設定したのでした。参加料金が
$150ですから,安いものではありません(^_^;)
例によって出発はシェラトンのロビー。今回は他にメンバーが居なくて,送迎は10人乗りのバンが貸し切り
です(^_^;) 何でも人数には波があるとのことで,この辺は水商売ということですね(^_^;)
ほどなく42th St.のハドソン川沿い83番埠頭に着き,クルーズ船に乗り込む。それほと高級感はなく,
別にスラックスでなくてもよいのでは・・・という感じ。
なぜか結婚式の披露宴という風情の新郎新婦が,子供を連れてうろうろしている(^_^;)
食事も平凡な内容で,「はれっ?」という感じ。驚いたには,ウエイターの中に混ざっている中国人らしき
おやじ。これが皿が空いたかなと思えば,ハイエナのごとく下げようと躍起になって現れる(^_^;)
このウエイターのマナーの悪さには目が点になりました。
まあ,そんなわけで,ちょうど夕暮れくらいの7:00P.M.に船は出発。天気はすこぶるよく,ニュージャージー
側からの夕陽を浴びて,高層ビル群が橙色に染まって,日暮れとともにネオンや照明の明るさが強くなって
なかなかよい雰囲気です。ブルックリン橋,マンハッタン橋とくぐったあたりは圧巻でした(^_^;)
夜景の自由の女神も,緑色の像にたいまつの黄金色がよくマッチしています(^_^;)
で,問題はデザートが遅かったことで,ちょうど船の先頭に近いところに居た関係で,ウエイターのサービスの
境界線あたりになっていたらしく,隣のテリトリーのウエイターに声をかけても反応がない。ようするに
自分のテリトリーしかサービスはしないというのが,常識という感じなんですな。
そんな事情で,ニョーボと隣のテリトリーのウエイターとは英語でもめるし,私は担当のウエイターを捕まえる
のに苦労するしで,後味の悪いディナークルーズでした。
まあ,これも「サービスを受けたければチップをよこせ」的な頭があるんだろうなというところに落ち着いた
わけで,つまりツアー参加のお客は基本的に先払いで,チップを出す機会がないのです。
で,必然的にサービスが悪くなるのであろうと。いかにもアメリカ人らしいドライな発想であります。
ただ,黒人のほうが愛想がよく,白人は無愛想でしたね。有色人種ということで,黄色人種は白人より
黒人に近い扱いになることが垣間見れたところです。
川の近くの通りは治安の悪いところらしく,行きも帰りも物乞いのおじさんが車のドアをたたいていたのですが,
ツアコンさんは「甘やかしてはいけない」と,無視するのでした(^_^;)
しかし,出てきたのがツアコンと一緒のときでよかった・・・(^_^;)
08/29/'97
-
# 46 ニューヨークの日本人(Japanese in NY)
-
圧倒的な数を占めるのは観光客なわけですが,ビジネスで滞在している人,ツアコンなどの現地で就職している人,
留学している学生,日系二世など,NYにはかなりの数の日本人がいるような感じがします。
私たちと直接やりとりがあったのは,旅行会社(HIS)の案内のかた,マンション情報センターのかた,
アポロシアター,ディナークルーズの案内のかた。
みんなNYが好きで,ここで頑張っているという感じがしました。生活をするというとたいへんそうなのですが,
とにかく実力本位の世界。力を発揮できたら,日本にいるよりは正当に評価されそうではあります。
NYというのは,世界中からいろんな人がやってきて都市を作っているということで,アメリカの中でも
特殊らしいですが,それが故の魅力を持つ都市なのでしょう。いやはや。
08/25〜08/30/'97
110th St.以北
Houston St.以南
NY Tour'97 ホームに戻る