沖縄・八重山Tour'97 その6 波照間島






5/ 9/1997 日本最南端は遠かった・・・(^_^;)

[波照間 (雨のち曇)]

# 1-47
朝,起きるとついに本格的な雨(;_;) 梅雨なのでしかたがないのだが,
やっぱしがっかりする。朝食のテーブルには一番乗りで8時少し前。
朝の食事も唖然とするような量。昼間も「おにぎりを作ったら」と,ご飯と梅干しとホイルの差入れがあり, 食べ物の関しては至れり尽くせり。
午前中は郵便局まで傘をさして行っただけで,家計簿をつけたり本を読んだりのぼんやり状態となる。


# 1-48
昼になっても雨はあがらない。屋外のテーブルで集まっても少し寒い。
集いの話題は林さん(ダンナさん)が引張る南米やインドの話。
「街からトラックで人を捨てる」というのはどこまで本当なんだろう(^_^;)
林さんは世界各国回っているというし,江川さんは続きに台湾だし,果ての島は外国には近いということが実感できる。 ちなみに波照間は人口は600人ほど,面積12.5平方km,周囲は16.5km。

# 1-49
午後4時くらいになって,やっと雨が小降りになって,最南端の碑まで自転車で走る決心が付く(^_^;)
傘をさしながらおっかなびっくり自転車を走らせ,15分ほどで最南端の高那崎(Takanazaki)に到着。
あずまやだけでトイレもない淡白なところだったけど,碑を見ると最果てにやってきた実感がわく。
幸い雨は上がり少しのんびりする。
碑の裏の日本国旗は意味ありげだが,まあインパクトがあるのでよしとしよう(^_^;)


# 1-50
夕食は7時からで,一日ほとんど持て余していた6人組はこのときとばかり盛り上がる(^_^;)。
6人組に加えて厚木から到着した若いカップルは,何でも1日1島のペースであちこち回るというが,
ツワモノ揃いの6人組とは違う空気があって,ちょっと気の毒だったかも。
カップルが1時間で部屋に戻ってからは,林さんのダンナと清水さんを中心に,
静まったと思うと大笑いという,南の島の気候のような会となる(^_^;)

# 1-51
9時近くに子ヤギが現れて,続いて昨夜の地元のおじさんが登場。
おじさんは観光客が名所を回るような要領で,観光客の集う場所に遊びにくるらしく,
ヤギの乳,泡盛,オリオンビールを差し入れしてもらう(^_^)
その後,宴はお腹が痛くなるまで笑うという嵐のような会へと発展する(^_^)。
子ヤギには「ゆきちゃん」という愛称が付いてこの場のアイドルとなる(^_^)


# 1-52
ヘロヘロになるまで飲んだからか,11時15分くらいの消灯に,あっさりみんな部屋に戻る。
目が醒めてみると,3時過ぎで,酔っぱらいの4時間タイマーは健在
(私は酔っぱたって寝ると,なぜかぴったり4時間後に目が覚めるのです(^_^;))。
浜井さんは熟睡してるようだが,ふすまを隔てた清水さんと江川さんは明かりがついたり消えたり状態。
「落ち着くにはこれっ!」とオリオンビールを「プシュ!」とさせると,清水さんが外に出た気配。

# 1-53
ビールを片手に外に出ると,清水さんが南の空を見て座り込んでいる。
「眠れないねー」とかいいながら,「これは昨夜見れなかった夜光虫しかない!」という空気になり,
2人でニシ浜へ行くことになる(^_^) 一応プランクトンか貝の一種で,
波打ち際に光るという情報のお陰でしっかり夜光虫の光を目にすることができる。
しかし,夜明け前の浜に2人だけという情景は,昨夜に続いて夢とうつつの境界(^_^;)






沖縄・八重山Tour'97 ホームに戻る