ファン交 2011年:月例会のご案内
※当日受付、参加資格も特にない気楽な集まりです。
※SFファン活動に興味のある方はお気軽にいらしてください。
☆1月例会
■日時:1月22日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:大向区民会館
(JR「渋谷」駅 徒歩10分)
●テーマ:2010年SF回顧(国内編)
●ゲスト:森下一仁さん(SF作家、SF評論家)、大森望さん(翻訳家、書評家)
●会費:500円
●内容:
傑作短編集に、力の入った長編、2010年はどんな出会いがありましたか?
ファン交1月例会では、案内役に森下一仁さんと大森望さんをお招きして、2010年の日本SFを皆さんと振り返ってみたいと思います。また、2010年に数々編まれた「ゼロ年代」傑作短篇集をはじめとする日本SFアンソロジーについて、編者のおひとりでもある大森さんにたっぷり語っていただく予定です。
☆2月例会
■日時:2月19日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:大向区民会館(JR 渋谷駅 徒歩10分)
●テーマ:2009年SF回顧「海外」「コミック」「メディア」編
●ゲスト:
添野知生さん(SF映画評論家)、yama-gatさん(SF/マンガファン)、酒井貞道さん(書評家) ほか
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
ファン交2月例会では、1月に引き続き2010年に発表されたSFの翻訳作品や映像作品、コミックなどを振り返ります。皆さんのイチオシも教えてください。
☆3月例会
■日時:3月19日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:千駄ヶ谷区民会館 (JR「 原宿駅」 徒歩10分)
●テーマ:SFファンのための世界文学アンソロジー
●ゲスト:牧眞司さん(書評家)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
ジャンル別傑作選、ゼロ年代傑作選と、二〇一〇年はアンソロジーが豊作な一年でした。でも、まだまだあんなジャンルやこんなテーマのアンソロジーが読んでみたいという人は多いのではないでしょうか。ファン交三月例会では、ゲストに牧眞司さんをお招きして、架空の世界文学アンソロジーを組んでいただきます。世界文学の魅力がぎゅっと詰まった短編集が生まれる過程をお楽しみください。
☆4月例会
■日時:4月16日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:笹塚区民会館
(京王線「笹塚駅」徒歩8分)
●テーマ:イスカーチェリ、愛國戦隊、連合会議
●ゲスト:波津博明さん(「イスカーチェリ」元編集長)、小浜徹也さん(編集者・ファンダム史研究者)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
非英語圏SFの翻訳紹介で知られる老舗ファンジン「イスカー チェリ」。一九八二年のSF大会で上映された伝説的自主製作映画『愛國戦隊大日本』をめぐる論争の舞台となったことでその名をご存じの方もいらっしゃるでしょう。今回のファン交では、ファンダム史に通じた小浜徹也さんを聞き手として、「イスカーチェリ」中心メンバーの波津博明さんにその歩みと、論争の起こった八〇年代当時のファンダム事情を伺います。
☆5月例会
■日時:5月3日(火・祝)
■時間:夜(SFセミナー合宿企画内)
■会場:ふたき旅館
(東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅徒歩7分)
●テーマ:三十年目のラファティ
●ゲスト:柳下毅一郎さん(特殊翻訳家)、牧眞司さん(SF研究家)
●内容:
次回は通常の例会をお休みさせていただき、五月三日〜四日開催のSFセミナー合宿にて出張版を催すこととなりました。
『九百人のお祖母さん』が日本で刊行されてから三十年、SFファンに長らく愛されてきたラファティの短編集『翼の贈りもの』と、初期長編『第四の館』が続けて刊行されます。今回は『第四の館』を訳されている柳下毅一郎さん、ラファティ番長を自認する牧眞司
さんをお招きして、この二冊を中心にラファティの魅力を語っていただきます。SF界きってのホラ吹き爺さんの世界をたっぷりとお楽しみください。
※参加には、SFセミナーへの参加申し込みが必要です(合宿のみの参加受付はありません)。
☆6月例会
■日時:6月18日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:神宮前区民会館
(JR「原宿駅」徒歩8分、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」徒歩2分)
●テーマ:ディックと短篇と映画化と
●ゲスト:
大森望さん(書評家、翻訳家)、添野知生さん(映画評論家)、柳下毅一郎さん(特殊翻訳家)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
SF映画と言えばフィリップ・K・ディック、『ブレードラ ンナー』を始め、数多のディック作品が映像化されてきました。
ファン交6月例会では、また新たに短編「アジャストメント」が映 画化されるのにあわせて、ディックの翻訳も手がけていらっしゃる 大森望さんと、映画評論家の添野知生さん、柳下毅一郎さんにお越しいただき、一緒にディック作品と映画の魅力をたっぷり楽しみたいと思います。
ファン交は当日受付、参加資格も特にない気楽な集まりです。SFファン活動に興味のある方はお気軽にお越しください。
☆7月例会
■日時:7月16日(土)
■時間:午後2時〜18時
■会場:ふたき旅館
(東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅徒歩7分)
●テーマ:ほんとひみつリターンズ ふたき旅館・最後の決戦(仮)
●ゲスト:水鏡子さん、牧眞司さん、三村美衣さん、北原尚彦さん、日下三蔵さん、彩古さん ほか
●参加費:例会のみ1,000円
※例会+夕食会(宿泊なし)5,000円、例会+夕食会(宿泊あり)8,400円
※今回は例会のみ参加でも通常と料金が異なります。あらかじめご了承ください。
※夕食会込みの事前予約は後日このサイトにてで受け付けます。
●内容:
準備中。
なお7月例会はSFセミナーなどSFイベント等で長年お世話になりました「ふたき旅館」がこの夏に廃業ということで、例会後にふたき旅館にて夕食会と宿泊を予定しております。夕食会、合宿につきましては、事前申し込みが必要です。昼の例会は通常通り事前予約は必要ありませんので、気軽にお越しください。
☆8月例会
■日時:8月20日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:笹塚区民会館
(京王線「笹塚駅」より徒歩8分)
●テーマ:そしてSFはつづく——<未来の文学>過去・現在・未来年
●ゲスト:
樽本周馬さん(国書刊行会編集部)、林哲矢さん(SFレビュアー)、catalyさん(SFレビュアー)、高橋良平さん(評論家)、牧眞司さん(書評家)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
ワトスン『エンベディング』、ベスター『ゴーレム100』など、幻の海外SF を次々と翻訳紹介してきた国書刊行会〈未来の文学〉から、ついにディレイニー の伝説的大作『ダールグレン』が刊行されました。今回のファン交では担当編集者の樽本周馬さんと、海外SFに詳しい高橋良平さん、林哲矢さん、catalyさんをゲストに迎え、〈未来の文学〉の秘密と魅力に迫ります。
☆9月例会
■日程:9月17日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:文京区勤労福祉会館
(JR「駒込駅」東口下車 徒歩9分、東京メトロ 南北線「駒込駅」 徒歩11分)
●テーマ:追悼・小松左京
●ゲスト:とり・みきさん(マンガ家)、鹿野司さん(サイエンスライター)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
各メディアでも既報のとおり、去る7月26日に小松左京さんが80歳で亡くなられました。今回のファン交では〈小松左京マガジン〉同人のとり・みきさんほかゲストの方をお招きして、SF界の巨人を偲びます。
☆10月例会
■日程:10月08日(土)
■時間:夜(京都SFフェスティバル合宿企画内)
■会場::旅館「さわや」本店
●テーマ:ねじまき少女はユーテック・ライスの夢を見るか? 『ねじまき少女』の魅力に迫る!
●ゲスト:石亀渉さん(SFレビュワー・翻訳家)、大野万紀さん(SF翻訳家・評論家)
※参加には京都SFフェスティバル合宿への参加申し込みが必要です。
●内容:
10月の例会は、通常の例会をお休みさせていただき、10月8〜9日開催の京都SFフェスティバルの合宿企画に出張します。
石油が枯渇した未来を描き、今年一番の話題となっているパオロ・バチガルピの『ねじまき少女』ですが、独特な世界観に戸惑われた方も多いのではないでしょうか?
今回のファン交出張版では、SFマガジン六月号でバチガルピ特集にも携われた石亀渉さんとSF翻訳家の大野万紀さんをお招きして、皆さんとバチガルピの世界観に浸ろうと思います。
☆11月例会
■日時:11月19日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:千駄ヶ谷区民会館
●テーマ:「ヴァンス、ヴァンス、ヴァンス!」
●ゲスト:酒井昭伸さん(翻訳家)、中村融さん(翻訳家、アンソロジスト)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
〈未来の文学〉より、本邦初のジャック・ヴァンス傑作選『奇跡なす者たち』が刊行されました。11月例会では、『奇跡なす者たち』で表題作の翻訳のほか解説も担当された酒井昭伸さんと、聞き手にヴァンス作品に詳しい中村融さんをお招きして、ジャック・ヴァンス作品の魅力について語っていただきたいと思います。
☆12月例会
■日時:12月10日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:笹塚区民会館
(京王線「笹塚駅」徒歩8分)
●テーマ:「新人SF作家に訊く」
●ゲスト:勝山海百合さん、松崎有理さん、高山羽根子さん、宮内悠介さん(作家)
●会費:500円(お茶・お菓子代込み)
●内容:
創元SF短篇賞の創設などにより、最近は新人の登場が活発化しつつあります。今年最後のファン交では、第二十三回ファンタジーノベル大賞の勝山海百合さん、第一回創元SF短篇賞の松崎有理さん、同佳作の高山羽根子さん、同山田正紀賞の宮内悠介さんをお招きして、新人作家の皆さんからお話を伺います。