北海道オフロードTouring'92 7日目





8/17/1992 カヌーデイ [斜里・屈斜路湖]


# 15 カヌーも初体験(^_^;)

パラグライダーといい,カヌーといい,初モノが続いています(^_^;)
カヌーは,飯村さんの奥さんと長男のショウちゃんがこの朝女満別(Memanbetsu)の空港に到着すると いうことで,その足屈斜路湖まで走って,湖から釧路川の川下りというメニューです。
(釧路川が屈斜路湖から流れてるというのは,意外と知られていないようですね(^_^;))
クミコさんも特に急いでどこに行きたいいうわけではないということで, カヌーツアーに同行することになって,宿のほうは,来年はヘルパーになるという噂の 仲井さんに任せることになって,飯村さん,ユキちゃん,クミコさんがバンに乗って, 私はカヌーが流れる分の距離稼ぎ役で,バイクを走らせることになったのでした。

女満別の空港は賑わっていました。いやはや,風情でいうと,ローカルいうより,ちょっとした街の感じで,せこいツーリングをしてる身としては,こういう機会でもないと まず縁がなかっただろうなあ・・・ とか思ってると,
大画面TVは,ちょうど近大付属−北陸戦をやってて,当然母校を応援するわけですが 8回で4対3で負けている・・・
“何とか追いつけー”とかいってるうちに,奥さんと長男のショウちゃん到着。
東京と比べてとにかく寒いとのことで・・・実際,気温は20℃くらいで, 東京からなら10℃以上の差がある(^_^;)
私のほうも慣れてはきたものの, 8月にバイクで走っていてうすら寒いというのは, 辛いものがあります(^_^;)
R.243 美幌峠は, しっかり霧でまったく視界はなし。でも, それは峠のてっぺんだけで途中の見通しのいいところから, 地図とは逆さ向きの屈斜路湖を見ることができたのでした(^_^;)
しかし, この日の寒さは半端じゃなかった気がします。釧路川口に着くまでずっと震え気味でした。

さて, カヌーということで, 一叟はバンの屋根に積んできた, しっかりしたもので, もう一叟は, テントみたいな組立式のもの。
両方3人まで乗れるということで,人数的にはちょうどいい訳なんですが,このカヌーの組立いうのが結構たいへんな作業で,まず縦向きに骨をのばして,次に横の線をはめこむいう感じで,カナヅチなんかも登場して,完成したときはそこそこ仕事をしたような気分になったのでした(^_^;)

まずは,飯村さんにカヌーを漕ぐための指南をしてもらって,
(2人乗りで前漕ぎ。2人乗りカヌーいうのは後漕ぎの人が舵取りやら忙しいんですね)
次にショウちゃん,クミコさんと,あちこちポジションを変えながらの練習。
意外に思い通りに進むので,なかなかいい気分だったのでした(^_^;)
(贅沢をいえば,日差しが欲しかったなあ・・・ 寒さのほうは,櫓を漕いでるうちに温まったんですけどねー)

さて,川下りいうことで,下流に着いたときにバンを持ってこれるようにバイクを置きに一度下流まで走って,いよいよ出発。
飯村さんの判断で,途中まで底の厚いカヌーでショウちゃん・クミコさん・そんで私。組立カヌーで,飯村さん・奥さん・ユキちゃんという振り分けになりました。 厚いカヌーの後漕ぎは私となって,責任が重いのですが,
“何とかなるさー”と気楽に始めたら,これがなかなかきびしい。
流れがある分,櫓の加減が難しくで,おまけに倒木とか,茂みとか,障害物がごろごろ してる・・・
流れは穏やかなので,“それに沿って行けばいいかなー”と,ゆっくりと下りて行ったんですが,
茂みにつっこむわ,カヌーの底は木でこするわ,まったく横になって倒木にぶつかるわで (このときは,かなり危なかった。ようするに横揺れで転覆しそうになったいうわけです(^_^;)),
それでも何とかなったのは,運がよかったのか,腕がよかったのか(^_^;) やりだすと,はまりそうなカヌーなのでした(^_^;)
バンを取りに行く役ということで,今年初めてクルマの運転をしたのですが,カヌーに比べたらすごい楽で,大した緊張はなかったのでした(^_^;)

# 16 深夜の温泉はHな雰囲気だった・・・(^_^;)

宿には家族連れが2組入っていて,一組は,東京でも馴染みの高橋さん一家(高橋さんと,お母さんと,婚約者のミドリさん)。
私の予定にあわせて,ニセコ方面から4WDで走ってきてくれたということで,東京で顔を合わすのとはまた違う気分で高橋さん運転の宿のバンで温泉へと向かうのでした。
(「風の子」では,風呂は近くの温泉(斜里町営温泉)まで行くとこになっていて,3連泊でこの温泉はすっかり馴染みになりました(^_^;))

3日目の夕食はバーベキュー。大人数だったのですが,飯村さん一家,高橋さん一家, 富沢さん一家,残りひとりもの軍団(仲井さん・クミコさん・私)と,色分けがはっきりしていて,賑やかいうより,4つのグループの関係が面白かったなあ・・・
(思えばこの日のバイク乗りは,仲井さんと私だけなのでした(^_^;))

さすが3連泊の私も仲井さんも,2連泊のクミコさんも,明日はそれぞれ旅立ついうことで,それなり和気あいあいとしてたんですが,クミコさんはノドをやられたらしく, 早い就寝となって,昨日あんまり元気のなかった私が,その分夜遅くまで元気なのでした。
夜も12時くらいまでなったところで, 飯村さんご夫婦と、高橋さん, 私の4人で, 8kmほど離れた, 山の中の越川(Koshikawa)温泉にバンを走らせることになりました。
山の温泉いうのは実は真夜中過ぎが面白いらしく, バンのバッテリーから 電気を引いての入浴だったのですが, いい雰囲気を醸し出してました。
行きも帰りも, 別の集団とすれ違うという状況を考えると, おおよそ夜通しで, 温泉は賑わっていたんじゃないかなあ・・・(^_^;)
帰りの集団は,若い男女2人ずついうことで,かなりHな雰囲気でした(^_^;)



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