ここから先は:「藤原」さんの物語です
2丁目の角を曲がった時、そいつとばったり会った。
隣の西川さん家のバカ息子!!
名は健ちゃん。
健ちゃんはクシュクシュのTシャツに、痛いほど眩しい大きなアニメのプリントが施されていた。
「君も…ニュースを見たのかい?」健ちゃんは僕に尋ねた。
「うん…」僕はうつむいて答えた
「一緒に地球を救わないか??」健ちゃんは言う。僕はドキッとした。
健ちゃんの手に持たれている紙袋の中には着ぐるみが二つ…。
「これで…」まさかとは思ったが健ちゃんは意気揚揚と紙袋を僕に見せつけた。
まだここまでです。誰か続きを書いて下さい
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