ここから先は:「特効薬助六」さんの物語です

「ストレッチャービビデビバロン・ストロング君じゃないか!」
「やあ、イヨマンテズビビビドキュン・グレイテスト君」

僕たちは、お互いに丸秘クラブの名前で、呼び合っていた。

彼の本当の名前は、田車伴平という高校の同級生である。
丸秘クラブというのは、帰宅部の暇人たちが何となく集まったクラブで、
パソコンをいじったり、漫画本を読んだりして意味なく、二、三時間
すごしている連中の集まりで、全員で七人のクラブ(?)であった。

「ストレッチャー…ああッ、面倒くせー、伴平でいいや、
おい伴平!どうしたんだその格好」

「イヨマンテ君、僕は田車伴平という名を捨てたんだよ。
僕の今の正式な名前は、ストレッチャービビデビバロン・ストロングなんだ」


  1. なんだと
    (この分岐より先「くーかーかーかー」さんの物語です。)

  2. まじで
    (この分岐より先「おおお」さんの物語です。)


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