ここから先は:「もも」さんの物語です

・・・。

血管がすごいことになっていたのだ!

血管という血管がそこらへんに散らばって
霧が赤いのは血シブキだったのだ。

血管大好きな血管チームは
自分達の血管をずるずると引きずり出して
仲間も自分も分からなくなっている。
もはや危険なトランス状態だ。

気持ちが悪くなってきた。

「もっと血管だ!血管バンザイ!!」

濃い霧でよく見えないが、
どうやらこの騒ぎをあおっている男がいるようだ。

この異様な光景をを見てニヤニヤしている男の影が…

僕は息をのんだ。

(山の神、山踊り…、まさか…)

その男とは、


  1. その男とは、
    (この分岐より先「きっちょむ」さんの物語です。)


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