ここから先は:「ja」さんの物語です
革命
「きゃああぁぁぁぁぁ!!な・・何すんの?離してよ!!」
と女性の声が聞こえる。
私は外に出てみた、すると、
見たこともない生き物が女性をさらって行くのが見えた。
私は、その見たことのない生き物のあとを追って行くと、
この村の奥の方にある。遺跡に着いた。
その生き物は、遺跡の暗闇にまだ暴れている女性と消えていった。
私は、中に入ろうか迷った。知らない女性のために未知の領域に入るか、
それとも人類史上最大の謎とも言える未知の領域に入るのを命が
おしいがためにやめるのか私は遺跡の中に入ることにした、
・・・・・・いや してしまったと言った方がいいのかも知れない、
中に入るとさっきの女性がなにか机のような物の上にあおむけで倒れていた、
すると、女性の口の中や体の先の方からの、いくつも、なにか、
太くて茶色っぽい色の植物のツルのような物が、
うねうねと少しずつ出てきた。
女性は目を覚ました。そして涙を流しながら叫ぼうとしていた。
だが、口の中から出る未知の生物のせいで叫べない。
そして女性の体はミイラのようになり、
未知の生命体は女性の体から抜け出してこっちに来た。
私は恐怖のあまりに声も出なかった。未知の生物は僕の足の方まで来た。
私の足は凍りついたように動かない。
未知の生物はもう腹の所まで来ている私はもう助からないと思った。
案の定、助からなかった。私は未知の生物に寄生された。
そして、なにか新しい感覚を感じた。
そう、それこそ、グラウケスの誕生。
または、私自身の革命なのである。
遺跡から出た私は、
今までの自分を象徴するあの村を破壊したくなってきた。
そうやって怒りがわいて来るのと同時に、
今までになかった力までわいて来るのだ
そして私は村まで走った。私の怒りがそうさせたのだ。
そうして私は村に着いた。そして今まで近所だった人から
全く知らない村人まで、村の全てを破壊し、焼きはらった。
その時なんともいえない寂しさと快感を覚えた
私は今も、こうやって生きている。
今度会うときはあんたの「死」を意味する。
終
- かんかんかん
(この分岐より先「えかきん」さんの物語です。)
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